所在地:東京都西東京市
職業:無職
年齢:61歳
家族:妻、娘(独立)
物件種別:戸建
残債:1,340万円
売却価格:1,000万円
東京都西東京市に住むKさんは地方公務員として働いていた30歳の時に戸建を購入しました。35歳の時に公務員を辞め、長年の夢だったパン屋さんを起業。しかし、商売は軌道に乗らず2年間で会社を清算することになりました。幸い、すぐに会社員として再就職できましたが、公務員時代に比べると給料は少なく、住宅ローンの条件変更を行いました(5年間の返済期間延長)その後は、37歳から定年退職する60歳まで23年間、会社員として勤務。現役時代は問題なく住宅ローンの返済ができていましたが、定年までに住宅ローンが終わらず、退職後は返済が厳しくなったと当協会にご相談いただきました。
Kさんは「何とか自宅に住み続けたい」というご希望が強かったため、リースバックができないか調整を試みました。Kさんには娘さんが一人いましたが、今は遠方に住んでおり、状況は知らないとのこと。早速、親子間売買をしてリースバックにご協力いただけないか、当協会から打診しました。しかし、当初は長女のご主人が強く反対。理由は「自分たちが住まない家を買うほど、うちは裕福じゃない」というものでした。投資として低いながらリターンがあることを何度もご説明し、娘さんからの必至の説得もあり、最終的にはご主人からも親子間売買に同意してもらうことができました。
親子間売買で無事に自宅を守れたKさんは、毎月4万円の家賃を払ってご自宅に住み続けています。年金がもらえるようになる65歳からは家賃は6万円支払う約束になっているそうです。また、残債も毎月5,000円ずつ返済しています。
この年になって住み慣れた自宅を売ることには強い抵抗がありました。定年までに住宅ローンが終わらないというのは、大きな問題でした。娘に頼ることにも抵抗がありましたが、今は娘夫婦には本当に感謝しています。
今回はKさんの希望通り、親子間売買ができて何よりでした。娘さんのご主人も「良い投資をした」と言っていただけたので良かったです。ありがとうございました。
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