所在地:宮城県仙台市青葉区
職業:会社員
年齢:44歳
家族:妻、子供1名
物件種別:マンション
残債:2,790万円
売却価格:2,350万円
仙台市青葉区で10年ほど前に新築マンションを購入したBさん。アパレル製品の企画会社に入社し15年以上サラリーマンとして勤務しました。しかし、勤務先の会社が突然の倒産。最後の1ヶ月分の給与とボーナスは支払われなかったそうです。突然のリストラに目の前が真っ暗になりました。失業保険があるうちにと急いで転職先を探しましたが、4ヶ月かけて見つけた仕事の年収は以前の3分の2まで減ってしまいました。少し無理をして買ったマンションの支払いが厳しく、当協会に売却の相談をいただきました。
様々なものを切り詰めて何とか生活していますが、今後も給料が上がる見込みは無いため、早めに区切りを付けたいというご希望でした。当協会で調査したところ、Bさんのマンションの取引事例は2,300万円前後、対して残債は2,800万円近く。諸経費も含めると売却には700万円近い現金が必要でした。任意売却であれば諸経費は売却価格から出ること、そして引越し費用がもらえる可能性があることなどを説明しました。Bさんは任意売却することを決断、残債が多い場合には自己破産も検討することになりました。
任意売却は入念な事前準備があったためスムーズに行えました。また、任意売却後は600万円を超える残債を分割で返済するのは難しいと自己破産を選択。Bさんを苦しめていた住宅に係る費用は、もう少し郊外のアパートに住み替えたことでおよそ半分になりました。借金が無くなった今、Bさんは以前よりも楽に生活ができ、趣味だった釣りも再開できたそうです。
転職でここまで収入が減ることは想像すらしていませんでした。任意売却した後も家族に対して申し訳ない気持ちと恥ずかしさでいっぱいでしたが、先日妻から「よく笑うようになって安心した」と言われ、これで良かったんだと思えるようになりました。
Bさんは住宅ローンの滞納前にご相談いただきました。代位弁済までの6ヶ月間に加え、サービサー決定、査定価格決定、マンション販売と、任意売却するまでに長い時間がかかってしまいましたが、その分、任意売却後の準備がしっかり出来ました。そのため、自己破産後の生活再建も非常に早くできました。
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