住宅ローン残高よりも遅延損害金の額が上回っていた

任意売却の成功事例:お悩み: 収入減
住宅ローン残高よりも遅延損害金の額が上回っていた

任意売却の成功事例:写真掲載不可

所在地:千葉県松戸市
職業:パート
年齢:64歳
家族:息子
建物種別:店舗付き住宅
残債:550万円(遅延損害金680万円)
売却価格:1050万円

ご相談内容

千葉県松戸市にお住いのKさん(お母様)とSさん(息子様)の二人暮らし。ご自宅は店舗兼住宅。お父様が健在の時は、お自宅で飲食店を営まれていました。お父様の他界時には自宅に担保の設定はありましたが、そのまま相続を受けられました。お父様の跡を継ぎ、Kさんが一人でお店を営んでおりましたが、すぐに廃業。Kさんは近所の飲食店でパートを始め、Sさんも会社員だったため、住宅ローンは返済が行える予定でした。しばらくしてSさんが、成人病の悪化から仕事が続けられなくなり、収入が途絶えました。Kさんは高齢なので、年を重ねるにつれて徐々に収入が減少。生活することも困難になりました。債権者より競売の申し立ての連絡があったタイミングでご相談のお電話をいただきました。

ご提案内容と解決方法

最初に面談をした時に驚いたのが、住宅ローン残高よりも遅延損害金の額が上回っていた事です。また、税金の滞納による差押えも受けていて、こちらもローン残高より遅延損害金が上回っていました。10年弱、まともな返済が行えてなかったそうです。物件を相場で売却すれば、住宅ローンは完済できましたが、税金の完済までは届かず、差押解除の条件が非常に厳しく、何度も公官庁担当者と協議を行い、任意売却を進めることが出来ました。販売開始直後に買い手が見つかり、テンポよく売却を済ませることが出来ました。

任意売却後の生活

任意売却の結果の可否に関わらず、先ずは生活の基盤を固める事でした。Sさんの病気は週3回通院しないと命に係わる状況でした。Kさんの収入では治療費まで賄い切れないのは明らかでしたので、直ちに市役所へ生活保護の申請を行い、認められ、Sさんの負担軽減を考え、病院に近いアパートを借りることが出来ました。Kさんは別の所にお住いのお嬢様と同居が出来る事になりました。

ご感想

相続当時は、ローン残高よりも家の価値の方があり、住まいへの思い入れも強かったので、なかなか売却の意志が固まりませんでした。まさかこんな事になるとは夢にも思いませんでした。任意売却の他にも生活保護の件や引越しの段取りまで、色々お世話になりありがとうございました。やっと落ち着いた生活が出来ます。

ご相談担当者の一言

物件の価値が、ローン残高を上回っていたため、債権者は競売の申し立てを行わず遅延損害金をすべて回収することに成功したわけです。結果的には生活の立て直しが出来ましたが、本来は任意売却になるような案件ではありませんでした。将来の生活を考えた早めのご相談が大切だと改めて思い知らされた案件でした。

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