銀行から担保割れだと言われ任意売却

任意売却の成功事例:お悩み: 事業失敗/倒産
銀行から担保割れだと言われ任意売却

秋津の店舗付住居

所在地:東京都東村山市
職業:元自営業
年齢:42歳
家族:妻、子供3名
建物種別:店舗付き住宅
残債:1,600万円
売却価格:1,450万円

ご相談内容

東京都東村山市で三代目として小売店を経営していたHさん。先代からの常連さんもいたため、経営は楽ではありませんでしたが、何とか遣り繰りしてきました。しかし、Hさんが42歳の時に脳梗塞で緊急入院。幸い大事には至らず3ヶ月ほどで退院できましたが、お店が再開できたのは約4ヶ月後。その間、仕入や運転資金として借りた1,600万円の返済が1ヶ月滞納してしまいました。お店を再開するにあたり、仕入のために新たにお金を貸して欲しいと銀行に頼みに行きましたが、逆に担当者からは「担保割れしているからお店を売ってお金をすぐに返して欲しい」と言われてしまいました。自宅とお店が取られてしまっては生活できないと、当協会にご相談いただきました。

ご提案内容と解決方法

Hさんの店舗は西武池袋線「秋津」駅から徒歩数分の場所にあり、借入金額も多くなく担保割れしているというのは合点がいきませんでした。そこで詳細な調査をしてみると、Hさんの店舗は建築基準法上の道路に接していないことが判明。この場合、建物を再建築することができないため、土地の価格は著しく落ちます。そのため、債務超過の状態になっていたようです。それでも、担保割れしているから売却しろ、というのは受け入れられるものではありません。中小企業金融円滑化法(平成25年3月末で終了)の制度を活用して、1年間は利息のみの返済にしてもらうことで銀行とは合意することができました。

任意売却後の生活

借入は利息返済のみのため負担はかなり軽くなりました。しかし、新規の借入ができなかったため仕入が十分にできず、売上は通常時の半分程度にまで落ち込んでしまいました。そのため、Hさんは廃業と自宅兼店舗の売却を決意。当協会で任意売却を行いました。再建築不可の不動産でしたが立地が良かったため、投資目的に不動産会社が購入しました。

ご感想

ずっとお付き合いしてきた銀行に裏切られ、悔しい想いでいっぱいです。仕入資金さえ確保できていたら、今もお店は続けられてたと思います。ただ、年々売上が減っていっていたので、厳しいことは確かでした。遅かれ早かれこうなっていたのかもしれません。全任協さんには銀行との交渉から任意売却までお世話になりました。新しい新居も見つけてもらい、今は新しい生活のために就職活動を頑張っています。

ご相談担当者の一言

担当者写真なし

Hさんの場合、もう少し銀行が協力的であれば違った解決方法が見つかったかもしれません。ただ、「結果的には早いうちに廃業の決断ができ、まだ若いうちに第二の人生をスタートできた」と前向きなお言葉も聞くことができました。本当の意味での再スタートが早く切れるよう、今後は就職活動のサポートを行っていきます。

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