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2016年11月18日 公開
新聞を読んでいたら「不動産向け融資、バブル期上回る」との記事が掲載されていました。
日本銀行が16日発表した国内139の銀行の貸出金に関する統計によると、今年度上半期(4~9月)の不動産業向け新規融資は前年同期比16・8%増の約5兆9000億円に達した、ということです。
バブル期の1989年度上半期(約5兆円)ですのでバブル期を上回る不動産向け融資がおこなわれていることになります。バブル崩壊は再び起きるのか?など、加熱する不動産投資を警告する見方も出てきています。
協会には、投資に失敗したというご相談をいただきますが、実は今年度に入ってから投資に関する相談は増加しています。直近での購入の方は少ないように感じますので、アベノミクス、マイナス金利政策の影響での購入の相談はまだ多くない状況だと感じます。ですが、逆にこれまで投資をしていた層が、新たに購入した層に淘汰され、投資失敗となりご相談という事態になっているとも考えられるなと、感じています。
金利というのは、不動産投資で大きな影響がある分ですので、もちろん、金利が安く借り入れが出来た方が、安く貸し出しも利回りが高くなると言う結果になります。簡単な式になりますが
実質利回り=( 年間収入-年間支出 )÷購入価格
この利回りが不動産投資をする際の大きなポイントになります。年間支出の中には、ローンの返済額が含まれます。金利が低い方が毎月の利子返済額が減ります。従来から投資をしていた層に比べて、金利が低いということは、投資の面で大きなアドバンテージとなるのはそのためです。
バブル景気は、1987年頃からから1991年頃までに、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象のことです。バブル景気中の時は、失敗に至ることはありません。好景気の後、バブルが崩壊して、破綻、を迎える人が増えたのがバブル期でした。
以下は投資物件ではありませんが、住宅をバブル時に購入して後、ローンが払えないとご相談いただいた事例です。
相談内容:Yさんは30代で友人と起業した会社が成功し、奈良市の高級住宅街「登美ヶ丘」に自宅を購入。バブル真っ只中での購入だったため、金利は8%近くでの住宅ローンでした。それから10年ほどは会社の業績は…詳細の解決事例
先ほども記載したように直々では、このアベノミクスの影響で購入した不動産の失敗というよりは、従来から投資をしていた層の相談が多いのが協会の現状です。が、この後、どうなるのか。注意喚起の記事が書かれ始めているのはバブル崩壊を彷彿させるからでしょう。日銀は「不動産市場は全体としては過熱した状況にはないが、一部で高値の取引もみられるなど、注意すべき動きが出ている」としています。
当協会は全国に相談センターがあります。投資不動産では住んでいる地域と、投資不動産の地域が異なることは少なくありません。その際も家の近くの相談センターで相談して、投資不動産の近くの相談センターと連携しながら進める、ということが可能です。全国のネットワークで連携してのご相談も可能です。安心してご相談ください。
物件に入居中の方がいるオーナーチェンジで、賃貸したままの売却も可能になっています。投資不動産は賃借人がおり、権利関係が住宅ローンの滞納より複雑になってきます。一棟、区分どちらもご相談可能です。当協会へは投資家の方からのご相談も多くご相談いただき、解決してきています。9:00~20:00であれば、フリーダイヤル0120-963-281(クロウサルニンバイ)へご連絡ください。一部ご相談が難しい地域もありますが、全国に相談センターがあり、相談を受け付けています。
メールによるご相談は24時間受け付けています。お電話が難しい場合は無料相談フォームにてお気軽にご相談下さい。内容に関しては秘密厳守いたします。