【任売主任者】 例題⑤の正解と解説

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【任売主任者】 例題⑤の正解と解説

2013年11月09日 公開

例題5

次のうち任意売却することが最も困難である状況を選びなさい。

  1. 債務者が傷害事件を起こし刑務所へ服役している
  2. 差押えを回避するため債権者には無断で所有権を第三者へ移転している
  3. 債務の滞納がなく期限の利益を喪失していない
  4. 所有者の死亡により相続が発生した

 

【正解】3.債務の滞納がなく期限の利益を喪失していない

  1. 服役中も不動産の所有権移転(売買)は可能です
  2. 倫理的な行為では無いが任意売却が不可能になる可能性は低い
  3. 任意売却は期限の利益が喪失されていない間は行える可能性は極めて低い
  4. 相続人が売主となって改めて任意売却することは可能です

 

例題5は、法律ではなく実務の知識を問う問題です。

2の債権者に無断で所有権移転をした場合、債権者の気分を害するという意味では

一部の限られたケースでは任意売却を行うのが難しいケースも想定されます。

ただし、より一般的に任意売却を行うのが最も難しいケースは、

期限の利益がまだ喪失されていない状態での任意売却です。
 
このような問題が出題された場合、「最も」という言葉がポイントです。

「あの債権者だと難しくなりそう」「あの担当者だと…」といった場合より、

「一般的にこのケースで任意売却をすることは非常に難しい」方が正解となります。

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