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任意売却取扱主任者 例題6問
2013年11月03日 公開
任意売却取扱主任者の資格試験がいよいよ今月27日に実施されます。
第1回目の試験のため過去問題集なども無く、どういった問題が出題されるのかといったご質問が
当協会に多く届いています。
そこで、今回は6問の例題を準備いたしました。
回答は後日、当ブログで発表していきます。
受験者の方は試験勉強の一部としてご活用ください。
例題1
住宅ローンの返済が滞り債務者が債権者の同意を得て残債務より低い金額で不動産売買を行った場合、
債権者が売買金額から控除することをを認めない可能性がある諸費用を次の中から1つ選びなさい。
- 不動産取引における媒介報酬
- 抵当権抹消登記費用
- 後順位抹消承諾料
- 物件内の残置物処理費用
例題2
一般競争入札において、目的物件の借家権が担保権に劣後する場合のおける借家人に権利について
適切なものを次の中から1つ選びなさい。また、借家人の入居は平成16年10月17日とする。
- 落札者に対して3ヶ月間に限り明渡しを拒否することができる
- 賃貸契約書に記載されている敷金または保証金の返還を落札者へ請求することができる
- 落札者に対して引越しに係る費用を30万円の範囲に限り請求することができる
- 落札者に対して6ヶ月間に限り明渡を拒否することができる
例題3
別徐権について不適切なものを1つ選びなさい。
- 別除権とは破産手続きによる影響が無い担保権のことである
- 破産管財人が選任された場合であっても別除権者の意思で自由に一般競争入札の申立ができる
- 競売落札代金は別除権者だけが得ることができ一般債権者への配当はされない
- 別徐権者は競売で債権の全額が回収できない場合、一般債権者と同等に配当を得ることができる
例題4
破産管財人について不適切なものを1つ選びなさい。
- 債務者によって選任された破産管財人は裁判所に対してその旨を通知しなければならない
- 破産管財人となれる者は弁護士資格または司法書士資格を有している必要がある
- 破産管財人が選任された場合、破産財団に属する不動産の売却では破産管財人が売主となる
- 破産管財人の目的は債務者の資産を換価処分し、一般債権者へ配分することである
例題5
次のうち任意売却することが最も困難である状況を選びなさい。
- 債務者が傷害事件を起こし刑務所へ服役している
- 差押えを回避するため債権者には無断で所有権を第三者へ移転している
- 債務の滞納がなく期限の利益を喪失していない
- 所有者の死亡により相続が発生した
例題6(文章問題)
任意売却により想定される債権者と債務者のメリットと
競売により想定される債権者と債務者のデメリットを明示せよ。
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