任意売却の無料相談・任意売却後のサポート~新居探し/転職活動/心のケア~ 任意売却相談の全任協ブログ
2017年01月16日 公開
協会へは、ご本人様からのほかにも、関係者から、ご家族から住宅ローンに関するご相談をいただきます。
その中で最近増えているなと感じるのが「親が住宅ローンを払えない」「両親が住宅ローン払えなくなりそうだ」というお子様からのご相談です。
現在、同居している場合のご相談は、住宅ローンを滞納している(滞納しそうだ)けれども、一緒に住み続けたいからなんとかしたい、といったご相談内容が多いと感じます。自分が住んでいる家ですので、ご自身で買いたいなど親子間売買のご相談として頂きます。
親子間売買とは、その名の通り親子間で不動産(主に自宅)を売買することです。親子間売買のほとんどのケースでは、購入する子供が新たに住宅ローンを組む必要がありますが、ほとんどの金融機関は、親子間での売買や兄弟姉妹間の売買に対して融資をしません。これは、悪用しようとすれば、融資したお金が別のことに使われる可能性があり、また、不当に安く(高く)売買されてしまう可能性もあるためです。最近ではインターネット等で調べ、親子間売買を知ってご自分で銀行や信用金庫に申し込まれてる方がいるようですが、ほぼ100%の確率で断られてしまっています。それどころか、一度でも申込を断られますと、断られた履歴が個人情報として半年間残ってしまいます。
まずは、親子間売買が可能かご相談いただくのが、親子間売買成立の近道ですので協会の専門相談員へご相談下さい。
娘さん二人からの相談。75歳になる高齢な父親の事業が立ち行かなくなたため会社・個人とも債務整理を行いたい。父⇒娘の売買希望。家族の思い出の家を親子間売買でなんとか残せないでしょうか…解決事例の詳細
東京都小平市に住むHさんは54歳。32歳の時に4,800万円の住宅ローンを組んで一戸建を購入しました。当時勤めていた企業は業績が急拡大しており、Hさんの年収も年々上昇していたため、多少背伸びをしたローン…解決事例の詳細
また、結婚のため家を出たいが自分がこれまで少し払っていたため、今後は親が家のローンを払えなくなる、など今後を心配してのご相談もあります。結婚の他にも、一人暮らしを始めるなど、家を出る理由は様々です。この場合は、今後もこの家に住み続けたいのか、また、もう夫婦2人になるから賃貸でも良いのか、親御さんの意思確認も必要になります。子供側は高齢の両親だから、環境を変えずこのまま住み続けた方が良いと考えている場合でも、実は家が広すぎるので狭い家に住みたいなどという場合もあります。無理に高いローンを払い続けるなら、狭い家で余裕を持った生活をしたいという価値観もあります。頭ごなしに「この家に住み続けたいはずだ」と決めず、家族での話し合いが重要になります。家族だけの話し合いですと、感情的になってしまい場合は、第三者を織り交ぜて話した方が、話し合いが冷静に進む場合も少なくありません。
別居している場合は、例えば自分には自分の家の住宅ローンがある、など実家が苦しんでいるがどうしたらよいか、というようなご相談です。それでも、親世代はインターネットが得意でないため自分が調べて連絡したなど、ご両親のために色々調べてご連絡を頂きます。先ほども書いたように、ご両親が本当はどうしたいのか、住み続けたいのかなど意思の確認が必要です。残りのローンはいくらなのか、何年なのか、具体的な内容も話した方が、今後の話がしやすくなります。
震災により当時住んでいた自宅が倒壊したため、住み替えで分譲マンションを購入しました。購入当時は、市の職員であり、将来の住宅ローンは安定した収入と退職時の退職金と年金で返済する…解決事例の詳細
住宅ローンが払えなくなると、どうなるのか、流れをご存知ない場合は、まずは住宅ローンが払えないとどうなるの?などのページで流れをご確認下さい。最終的に強制的に家を追い出されてしまう、という事になります。
住宅ローンを払えない場合に、任意売却という解決方法もあります。任意売却とは住宅ローン等の借入金が返済できなくなった場合、売却後も住宅ローンが残ってしまう不動産を債権者の合意を得て売却することです。任意売却に関する正しい情報をご提供した上で、少しでも有利に売却が進められるよう、協会はサポートさせていただきます。
おそらく、今お子様からご相談を頂く親世代はバブルの崩壊前に購入された方も多いかと思います。バブル期といえば、住宅ローンの金利は8%など、今の金利とは比べものにならない高さでした。
それでも、一国一城の主というように新築一戸建てへの憧れも強い人が多かった世代でマイホームを購入しようと、頑張って購入した世代です。最初から今の金利でしたら、実はとっくに支払い完了している方も多いかもしれません。
また、子供の教育費にお金がかかったため、繰り上げ返済ができず、さらにリスケジュール(金融機関と交渉して返済条件を変更してもらう)をして、返済期間が延びてしまったなんて言うこともあります。返済予定では、定年までに返済済みの予定が、実際は80歳をすぎてもローンが残ってしまうなんていうことにもなりかねません。ひょっとしたら、お子様のために頑張った結果かもしれません。
また、調べて連絡しているのだけどもインターネットのところなんて信頼できないと親御さんに言われた、という方もいらっしゃいました。そんな方には、協会の資料を送付するので、親御さんに見せてあげるようお願いしています。協会では資料を無料送付させていただいていますので、お話の際ご覧頂いていください。
最終的には、その物件の所有権をお持ちである、多くはお父様やお母様とお話しする事となりますが、親子同士では話しづらかったり、つい口論になってしまうことも、第三者を挟むことで話が進みやすくなることはままあります。親が住宅ローンを払えないと分かったとき、お子様からでも何かしらアクションを起こすことは可能です。無理な返済を続けるよりも、早めに専門家へご相談ください。
フリーダイヤル0120-963-281(クロウサルニンバイ)へご連絡ください。一部ご相談が難しい地域もありますが、全国に相談センターがあり、相談を受け付けています。
メールによるご相談は24時間受け付けています。お電話が難しい場合は無料相談フォームにてお気軽にご相談下さい。内容に関しては秘密厳守いたします。