住宅ローンのボーナス払い、払えない時が来たらどうする?

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住宅ローンのボーナス払い、払えない時が来たらどうする?

2016年06月09日 公開

夏のボーナス時期が近づいてきました。公務員も一般企業にお勤めの方も6月中旬から7月中旬までに夏のボーナス時期となることが多いようです。この時期にご相談でいただくのが「住宅ローンのボーナス払いが払えない」というご相談です。

住宅ローン支払いの選択肢の一つ「ボーナス払い」

念願のマイホーム生活、引っ越しも終わりさあ新しいスタート!と、同時に始まるのが住宅ローンの返済です。住宅は大きな買い物、20年や35年といったローンを組んでいる場合がほとんどではないでしょうか。返済の方法としては、金銭的に余裕があるボーナス時に他の月より多く払う「ボーナス払い」を選択する方もいらっしゃるかと思います。

ボーナス払いのメリットとデメリット

住宅ローンのボーナス払いは正しくは「ボーナス時併用返済」と言います。借りたお金を「毎月返済分」と「ボーナス時返済分」に分けて、2つのローンを並行して返済します。ボーナス支給時には通常月の返済額に上乗せして多く返済するので、通常月の負担が軽くなり生活費に余裕が出るといったメリットがあります。また、ボーナス払いを利用し大きな額の返済を組み込むことで、返済期間が短くなると言ったメリットもあげられます。しかし、ボーナス払いを利用すると総返済額はボーナス払いを利用しない場合より多くなるというデメリットもあります。

例えば、借入3,000万円(うちボーナス払い600万円)返済期間35年、金利1.5%、元利均等返済で住宅ローンを組んでいたとしましょう。
毎月の支払いは73,484円となりますが、ボーナス時期にはボーナス分として110,487円を払う必要があります。

ボーナス払い図

毎月の分は何とかやりくりをしていても、図の赤い部分、ボーナス返済分が払えない、というのがこの時期の大きな悩みとなりご相談を当協会にいただいています。

ボーナス払いを利用した場合のリスク

現在、日本経済は安定しているとは言い切れず、給与アップやボーナス支給が無い可能性もありますし、終身雇用制度も揺らいでいます。そんな状況の中、ボーナス払いを利用するのはリスクがあると言えます。住宅ローン返済中の方の中には、勤務先の業績不振によるボーナスカット、リストラ、転職といった理由からボーナス払いが出来なくなってしまいそうな方もいるのではないでしょうか。
もし、ボーナスがなくとも安定した収入があるのであれば、銀行に返済変更を申し出てボーナス払い分を月々支払いに入れてもらいましょう。
そのような方法が困難な場合はどうしたらいいのでしょうか?追い詰められてお金を借りて返済に充てる、なんてことは絶対にやめて下さい!しかし、もし何も行動を起こさなければご自宅は「競売」という結果に陥ってしまうかもしれません。そうなると、あなたの希望は考慮されず強制的に追い出されてしまうということも起こりうるのです。

「ボーナス払いができない!」ご自宅の任意売却という手段があります

ボーナス払いができなくても諦めないでください!競売という結果を迎える前ににとりうる手段としてご提案したいのが、ご自宅の「任意売却」です。いくつか事例を紹介したします。

事例1)ボーナスカット、給料激減、6ヶ月のローン滞納から任意売却で月々3万円の返済に

 Wさんは、会社の業績不振で給料が激減し月々の返済も遅れがちになり、さらにボーナス払いが払えなくなってしまいました。このままでは競売は避けられないという中、次男の高校入試を控えており子供には迷惑をかけたくないと当協会に相談。その時点で滞納は6ヶ月分に上っていました。早速債権者と協議を行い、残債務は1880万円程ありましたが、1630万円で売却する事が出来、残りの債務は月々3万円を返済に充てる事で解決しました。
[栃木県宇都宮市] 子供にストレスを与えないように、解決したいhttps://www.963281.or.jp/cases/business_downturn/10197/

事例2)ボーナス払いの遅れから某大手不動産会社に任意売却を依頼。なぜか競売開始通知が届くという結果に。当協会に相談し解決へ

15年前に一戸建てを購入したHさん。勤務先は衰退産業で収入が減りボーナス払いの分の返済が遅れるようになったため、任意売却を某大手不動産会社に依頼。しかし、その不動産会社は任意売却を行うための調整を全くしていなかったため販売を始めて4か月後にはHさんのもとに競売開始決定通知が届くという結果になってしまいました。そこでHさんは当協会に相談、こちらで調べると大手不動産会社の販売額は残債と同額で一般的な価格とは言い難い状況でした。大手不動産会社との媒介契約を解約し、当協会に担当をさせてもらうことで無事に任意売却を行うことができ、月々12万円だった返済は3万2,000円になりました。
[埼玉県坂戸市] 大手不動産会社に任意売却を依頼したが放置され競売にhttps://www.963281.or.jp/cases/revenue_decrease/2961/

事例3)けがの後遺症で転職、収入減でボーナス払いが困難に。任意売却を選択しアパートで暮らしながら月1万円を返済

 横浜で一戸建てに住み調理師として働いていたIさん(37歳)。交通事故で右手にマヒが残り調理師を続けることが出来なくなり退職。幸い、転職先は見つかりましたが、年収が200万円近く落ちてしまいました。このままではボーナス払い分の返済が出来ないと当協会に相談。毎月の返済は続けられていたので、当協会からは返済条件の見直しを提案しましたが、ローンを74歳まで支払うように変更する必要があったため任意売却を決意。現在は家族4人アパートで生活し毎月1万円ずつ残債を返済しています。
[神奈川] 交通事故で後遺症が残り転職し収入が激減。住宅ローン返済が困難にhttps://www.963281.or.jp/cases/revenue_decrease/4747/

任意売却を検討したいが、知識もなく誰に相談したらいいのか…?

任意売却には、高度かつ広範な対応が求められます。あなた一人の手ではどうすることもできないと感じるかもしれません。でも諦めないで下さい。当協会、全任協なら専門家があなたを支援し解決方法をご提案させていただきます。相談は早ければ早い方が良いです。住宅ローンのボーナス払いが払えなくなった時、なりそうな時、まずは当協会にご連絡下さい。

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