任意売却の無料相談・任意売却後のサポート~新居探し/転職活動/心のケア~ 任意売却相談の全任協ブログ
2015年08月24日 公開
週刊住宅に掲載されている競売物件の開札トピックスに
「堅調な中古マンション市場」との記事が掲載されていました。
都心物件を中心に中古マンション市場は変わらず取引堅調ということです。
そんな競売ですが、BIT 不動産競売物件情報サイトというものがあり
競売物件の情報や売却結果などが検索できることはご存知でしょうか。
BITとはBroadcast Information ofTri-set systemの略で
インターネット上で競売物件情報を公開するシステムで、
全国の裁判所で導入されているシステムです。
競売になるとこのシステムで誰でも検索できてしまうのです。
BITに掲載されている競売物件には住所も掲載されており、
競売にかかると自分の家の住所がこのサイト上
インターネット上に掲載されるということになります。
競売にかけられている時だけかというとそうではなく、
過去(最大3年分)の売却データが閲覧可能になっているため
つまり3年間はその情報がネット上にあるという事になります。
また、BITには競売を取下げ他情報も検索もできるため
競売を取り下げても検索は可能になってしまう点は要注意です。
嘘だーなんて、思った方はぜひ見てみてください。
こんな風に掲載されてしまうのです。
とても容易に検索、閲覧できて
物件明細書,現況調査報告書及び評価書等がワンクリックでダウンロードされてしまう事に
競売入札希望者など便利だと思う人がいる反面
競売にかけられた人の気持ちは
全然考えられていないことが分かります。
また、その情報をもとに競売入札希望者がその物件の周辺を見に行ったり
近隣を訪問することもあります。
その為、競売のデメリットの1つとして「プライバシー」があげられます。
ネット上で住所と競売にかかったという事実を晒されるよりは
近所や職場の人にも内緒で解決できた方が、
精神的負担が少ないのは言うまでもありません。
競売申立
↓
裁判所での情報公開☆
↓
競売入札開始
競売の流れを追うとこのような感じなのですが
☆の部分この情報公開がインターネットが普及する前は
新聞だったりしたのですが、
今はインターネット上に住所が掲載されるというわけです。
どうせ家を失うなら一緒と、競売のデメリットを知らないで
決して差押えや住宅ローンの督促状などを放置しないでください。
任意売却と競売の違いのページはその他、競売のデメリットと任意売却との違いも載せています。
読んでも競売のデメリットが良く分からない、
という方は無料メール相談やフリーダイヤル(0120-963-281)での相談も可能ですので
競売になる不安をお聞かせください。